結婚した時、保険ってどうするの?
特徴・注意点を分かりやすく解説
なぜ結婚のタイミングで
保険を見直すの?
新しい生活をスタートされたお二人に、これからの安心はとても大切なテーマです。独身時代とは違い、これからは二人で支え合いながら歩んでいくからこそ、新しいライフプランに合った保障を考えるタイミングです。
保障内容の重複チェック
夫婦それぞれが独身時代に保険に入っていると、保障が重複しているケースが多く、無駄な保険料を払っている可能性があります。世帯として効率的に見直すことで、月々の負担を減らせます。
家計のバランスのチェック
二人の収入や支出を合わせた家計全体で、無理のない保険料に調整することが重要です。また将来の貯蓄計画も視野に入れた設計も必要となってきます。
将来の備えについて考える
子ども、住宅、老後など、将来のライフプランを共有し、それに合わせた保障を検討する最初のきっかけになります。
例:30代共働き夫婦の場合
スクロール→
項目
① 必要生活費
② 必要教育・住宅費
③ 公的給付等(差引)
④ 貯蓄等(差引)
必要保障額
計算
月25万円 × 25年
将来の教育費・住宅準備金
遺族年金 等でカバーできる分
世帯の預貯金・積立
①+②−③−④
金額
7,500万円
1,000万円
−3,000万円
−500万円
5,000万円
夫婦二人の生活費や、将来予定している教育費・住宅取得費などの合計から、公的年金・遺族年金等で賄える分と世帯の貯蓄を差し引いた金額が、万一の際に世帯として確保しておきたい保障額の目安となります。
ご相談でよく聞く
「3つの誤解」
ご相談を受ける中で、『知らなかった』『勘違いしていた』という声は少なくありません。
特に次のような誤解は要注意です。
共働きだから、どちらかに万一のことがあっても大丈夫
一方の収入が途絶えると、生活レベルの維持だけでなく、将来の貯蓄計画にも影響が出ます。どちらか一方の収入に頼っている家計の場合は、特に注意が必要です。
生命保険は、片方の分だけで十分
二人の収入や役割分担によっては、両方の保障を検討する必要があります。また、お互いの医療費や介護費用に備えることも大切です。
保険は、子どもができてからでいい
必要な保障は、健康なうちでないと加入できない場合があります。早めに加入しておくことで、病気やケガをしても保障を確保でき、安心につながります。
結婚を機に検討したい
3つの保険
生命保険は「役割」で選ぶと無駄が減ります。どれか1つではなく、役割に応じて組み合わせることで、過不足が少なくなります。
生命保険
(定期/収入保障+必要に応じて終身)
万一の生活費・教育費の不足分を埋めます。収入保障を軸に、当座資金は小さな終身・定期で補完する設計がおすすめです。
ポイントがあれば。計算方法などなんでも良いです。なければ削除。
医療保険
(入院・手術・通院)
自己負担の上振れを抑制。先進医療や3大疾病特約などは重複に注意しつつ最小限で最適化。
ポイントがあれば。計算方法などなんでも良いです。なければ削除。
就業不能保険
(働けない期間の収入補填)
長期療養やメンタル不調で収入が止まるリスクに。毎月給付型は実務で使いやすい。
ポイントがあれば。計算方法などなんでも良いです。なければ削除。
ご紹介
Q. 結婚したタイミングで、必ず保険を見直したほうがいいですか?
Q. 夫婦それぞれが独身時代の保険に入っています。そのままでも大丈夫?
Q. 共働きなので、どちらか一方だけしっかり入っておけば安心ですよね?
Q. 住宅購入や出産の予定があります。今から保険に入るのと、あとで入るのはどちらが良い?
保険の選び方一覧