相続・贈与の事例
円満に解決
ご相談内容
相談人はご主人を亡くされたお母様。3人の子供がおり、ご自身が株主割合で入っている法人も継承されている状況。数多く残された相続資産において何から手をつけて良いかの見通しが持てず、また3人のご子息においても相続資産のことにおいて不仲になり、将来の見通しが全く立てれていない状況でした。まずはどうしたら良いのか、そのような相談からのスタートでした。
遺産の概算は約3億超で、基礎控除4800 万円は大幅に超過し、相続税は多額の発生見込みでした。株割合をお持ちの法人においては、次女が半分の株主を持たれておりその点も相続分配を図る上で1つのネックとなっておりました。 買い手がつかない不動産においてもどのように処理するか未着手の状態。 戸籍・評価証明・金融機関の手続きは着手途中で、申告期限までの工程表や必要書類一覧は未整備の状況でした。
分割方針は受取人の固有の財産の長所を活用し、お母様のお名前で受取人それぞれ3人の子供になるように主人が残してくれた現金資産を保険に当て、それを3人の子供に分配し多額に発生する相続税の支払いに充ててもらうことでまずは意見が分かれていたお子様3人が納得。またその中で法人を譲り受ける予定の次女においては、その割合に応じて死亡保険金額の受取額を調整。買い手がつかなかった不動産においては、当社社員の知り合いの不動産会社経由で某ハウスメーカーが一括買い上げすることで解決となりました。
※金額・商品構成は一例です。実際の設計は年収・ご資産・公的保障・既契約内容等により異なります。
担当者からの一言コメント
ご子息さま3人のお気持ちを尊重し、複雑な財産分割と納税資金の問題が解消しました。 ご家族の安心を第一に、相続手続きの道筋を明確にできたことが何よりです。